作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は青山美智子。価格1760円、2020年11月11日配信。
どんな作品か
コミュニティハウスの図書室にいる少し不思議な司書が、悩みを抱えて訪れる人たちに一冊の本を「見つくろって」手渡していく連作短編集です。仕事や生き方に行き詰まった年齢も立場もさまざまな人物が、それぞれの章の主人公として登場します。2021年本屋大賞で上位に選ばれ、広く親しまれた作品です。
読みどころ
司書が選ぶ意外な一冊と、添えられる手作りの品が、登場人物たちの背中をそっと押していきます。各話がゆるやかにつながり、読み進めるうちに温かい気持ちになれる構成が魅力です。本や図書室の力を信じたくなる、優しい読後感があります。
こんな人に
日常の中で少し立ち止まりたい人、心が温まる連作短編を探している人におすすめです。