作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は遠藤周作。価格539円・2017年4月13日配信。
どんな作品か
戦時下の大学病院で起きた出来事を題材に、人間の良心と罪をめぐる問いを突きつける遠藤周作の代表作です。医療に携わる者たちが、極限の状況の中で自らの倫理とどう向き合ったのかを、静かで重い筆致で描き出します。日本文学を代表する問題作として長く読み継がれてきました。
読みどころ
登場人物それぞれの視点から、罪の意識の有無や神なき世界での道徳が掘り下げられていきます。派手な事件ではなく、人の内面の揺らぎそのものを見つめる描写に、遠藤文学の核心が凝縮されています。読後に深く考えさせられる一冊です。
こんな人に
人間の良心や倫理を問う文学を読みたい方、重厚な近代日本文学に触れたい方におすすめです。