作品データ・買い時
価格990円。レビュー11件、評価4.91。
どんな作品か
エルフの里を襲撃し、多数のエルフたちに淫紋を刻んだ謎の男を主人公とする、オリジナルの成人向けファンタジー第8弾である。主人公は人間町のエルフ・ミスティを里へ連れ帰り、弓の名手シルファらと日常的な関係を保っていたが、族長シエラディーナからの呼び出しにより新たな展開へ進む。シエラディーナの目的は、主人公の魔力レベル上限解放のための行為であった。物語は前半で未練を残すシルファとの関係を描き、後半では再興を願う族長との濃厚なやり取りへと焦点を移す。
読みどころ
シリーズ恒例の「淫紋」による支配と、エルフたちの受動的な受容という構図が続く中、今作では登場人物の性格差が描写の幅を広げている。ツンデレな性質を持つ弓の名手シルファは、感情の揺れを秘めつつも淫紋の力に従順になる姿が描かれ、その葛藤と解放感が特徴的だ。一方、エルフ族の再興を切望する族長シエラディーナは、貪欲かつ能動的な姿勢で主人公に接する。大人の女性らしい厚みのある身体表現や、欲望を隠さない振る舞いは、若年層のキャラクターとは異なる重厚な魅力として受け止められている。
複数の読者からは、この2人の対照的なアプローチが本作の見どころだと指摘されている。シルファの「甲乙つけがたい魅力」と、シエラディーナの「濃厚なえっち」の両方がバランスよく収録されており、単なる行為の羅列ではなく、それぞれのキャラクター背景に沿ったセックスシーンが展開される点が高く評価される傾向にある。特に、シエラディーナが登場する後半部については、「物語が動いて第2章へ進む」という期待感や、新キャラの登場へのワクワク感を覚える声が多い。絵柄自体は作品の世界観と整合性があり、内容との相性の良さを支持する意見も見られる。
この作者・サークルについて
制作は「にのこや」、作者は「にの子」。同サークルによる「エルフに淫紋を付ける本」シリーズの第8弾であり、前7作と同様の世界観と設定を引き継いでいる。
