作品データ・買い時
価格1,045円(定価2,090円/50%OFF)。レビュー22件・評価4.91。FANZA同人ランキング1,137位(約49万作品中)。DLsiteでは累計24,494DL・評価4.72(5,446件)を記録している。10周年記念配信作品として、描き下ろしを含む総集編が半額で提供される。
どんな作品か
堅物で真面目な兄・章と、天真爛漫な妹・唯による兄妹純愛ものの後日談総集編。両親の離婚後、父親代わりに妹を大切に育ててきた兄が、やがて一線を越えてしまう関係を描く。睡眠姦という背徳的な導入を持ちながら、その実態は互いを想い合う甘く切ないラブストーリーである。
収録内容は、初めてのラブホテルでのデートから、眠った妹への行為、朝の営み、初めてのコンドーム使用、ローター購入のエピソードまで多岐にわたる。描き下ろしとして過去回想の初体験話24ページと、各メインストーリーを妹視点から描いた11ページを新規収録。前作「おやすみせっくす総集編」でくっつくまでの経緯が描かれており、本作はその後日談にあたる。
読みどころ
許されざる関係でありながら、その描写は徹底した純愛路線で貫かれている。眠っている間に行為を重ねる背徳感と、「どんなにセックスしたって僕たちは兄妹で」と自覚しながらも止められない二人の葛藤が、丁寧な心理描写で描かれる。妹・唯の潤んだ瞳やハート形の目の表情が可愛らしく、エロティックな場面でありながらも少女漫画的なタッチが作品全体の雰囲気を支えている。
兄の視点で描かれた後に妹の視点が補完される構成も特徴で、互いに相手を想いながらも、兄妹であるがゆえに正面から向き合えないもどかしさが浮かび上がる。「眠っていたことにすれば、何事もなかったことにできる」という唯の発想や、関係を隠さなければならないことに悩む章の胸中は、単なるエロスに留まらない物語性を生んでいる。妹側から仕掛けるいじらしい積極性と、兄の罪悪感が交錯する様子が、読者の感情を揺さぶる。
この作者・サークルについて
作画・執筆は三上ミカ。2014年より紙媒体の同人誌としてシリーズ展開を開始し、「おやすみせっくす」シリーズは代表作に数えられる。同サークルの他作品には「ほろよいせっくす」「おねだりせっくす」「きけんびせっくす」「おかえりせっくす」「兄妹ふたりぐらし」などがあり、兄妹を題材としたシリーズを継続的に発表している。本作の続編にあたる「おもちゃせっくす」の配信も予定されている。
