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作品データ
DMMブックスのライトノベル(ファンタジー・SF)。著者は浅井ラボ、イラストは宮城。814円・2016年6月3日配信。ガガガ文庫より刊行されているシリーズ第2巻です。
どんな作品か
巨大咒式企業ラズエルの御曹司であるレメディウス博士の誘拐事件を請け負ったガユスとギギナは、街で凶悪な異貌の生命体「禍つ式」による連続殺人事件にも巻き込まれていきます。二人は警察や商売敵との連携を余儀なくされ、市民全体が悪魔的なゲームへと引きずり込まれる展開へ。呪式という技術が社会インフラとなった世界で、個人と組織、そして人間と非人間の対立が激化していきます。
読みどころ
複雑怪奇な設定と重厚な陰謀劇が特徴的で、登場人物たちの理想と現実のずれが物語に深みを与えます。軽妙な掛け合いと過酷な戦闘シーンが交錯する中、正しさとは何かを問いかけるような、しんどさと面白さが同居する読後感が得られます。暗黒ライトノベルの起点として知られる本作の、胸を打つ展開と不穏な雰囲気を存分に味わえる一冊です。
こんな人に
陰謀や心理描写が深いノワールファンタジーを好む人、キャラクター間の関係性や世界観の広がりを楽しみたい人に。