作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)です。著者は小野不由美、版元はKADOKAWA。価格902円、2026年6月16日配信で、シリーズ「営繕かるかや怪異譚」の第3巻にあたります。
どんな作品か
古い家屋や建物にまつわる怪異を、営繕(修理・改修)を請け負う職人・尾端が静かに解きほぐしていく連作短編集です。派手な退治劇ではなく、家に宿る不具合や違和感の正体を丁寧に見極めていく構成が特徴で、十二国記やゴーストハントで知られる小野不由美さんらしい端正な語り口が貫かれています。
読みどころ
一軒の家、一つの部屋に潜む小さな異変を積み重ねて恐怖を立ち上げていく筆致が本作の核です。怪異の正体が判明した後も後味の重さが残る話が多く、静かな余韻を楽しめます。
こんな人に
じわじわと来る怪談や、丁寧な文章のホラーを好む方、シリーズを最新巻まで追いたい方に向いています。