作品データ
DMMブックスの実用書(経営)。著者はマイケル・E.ガーバー、訳は原田喜浩。1,540円・2025年8月30日配信。原題は『The E-Myth Revisited』で、小さな会社の経営書として長く読み継がれてきた一冊です。
どんな作品か
腕のいい職人が独立して事業を始めたのに、なぜ多くが行き詰まるのか。本書はその原因を、事業を営む人のなかに「職人」「マネジャー」「起業家」という三つの人格が同居し、職人の側へ偏ってしまうことに求めます。パイ屋を営む女性サラとの対話を軸に話が進み、事業を仕組みとして組み立て直す議論へ向かいます。
読みどころ
「自分が働く」のではなく「仕組みが働く」状態をどう作るか、という視点が一貫しています。フランチャイズの考え方を手がかりに、日々の業務を型として書き出す方法が具体的に語られます。起業前の人にも、すでに事業を回している人にも、自分の立ち位置を確かめ直させる内容です。
こんな人に
独立や小規模事業の運営を考えている人、目の前の作業に追われている経営者に。