作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は小坂流加。価格550円、2022-04-14配信。
どんな作品か
映画化もされた『余命10年』の作者、小坂流加による作品です。宛先の書かれていない一通の手紙をめぐって物語が動き出し、それを届けようとする過程で、ある女性のかつての日々や恋が少しずつ明らかになっていきます。生きること、そして人を思うことの意味を静かに問いかけます。
読みどころ
病と向き合いながら執筆を続けた作者ならではの、まっすぐな生への眼差しが胸を打ちます。手紙という古典的なモチーフを軸に、時間や世代を越えて受け継がれる思いが丁寧に紡がれます。タイトルに込められたメッセージが、読後に静かに響きます。
こんな人に
心にしみる感動作を求める人、生と死、人とのつながりを見つめる物語が好きな人におすすめです。