作品データ
DMMブックスの書籍(医学)。著者は宮野真生子・磯野真穂、版元は晶文社。価格1430円、2026-05-23配信。
どんな作品か
哲学者・宮野真生子と人類学者・磯野真穂が交わした往復書簡をまとめた一冊。がんの再発と余命に向き合う宮野と、それを受け止める磯野が、「運命」や「偶然」、そして人が誰かと関わることの意味を言葉にしていく。
読みどころ
病という切迫した状況を前にしても、二人の思考は湿っぽさに沈まず、むしろ鋭さを増していく。学問の言葉が生身の実感と結びついていく往復書簡の緊張感。手紙という形式ゆえの、返事を待つ時間の重みも伝わってくる。
こんな人に
生きることや他者との関係を、じっくり言葉で考えたい人に。