作品データ
DMMブックスの実用書(哲学・宗教・心理)。著者は永井玲衣。価格1760円、2022年2月18日配信。
どんな作品か
哲学研究者であり、さまざまな場で「哲学対話」を実践してきた永井玲衣によるエッセイです。学校や街なかなど多様な人々と、答えの出ない問いをじっくり考え合う対話の経験をもとに、問うことや聞くことの意味を柔らかな言葉でつづります。日常のふとした場面から、哲学がすぐそばにあることを教えてくれます。
読みどころ
難しい理論ではなく、人と人が一緒に考える時間そのもののあたたかさや面白さが伝わってきます。わからないまま立ち止まること、他者の言葉に耳を澄ますことの豊かさが、繊細で親しみやすい筆致で描かれます。読み終えると、身のまわりの当たり前を少し違った角度から見つめたくなります。
こんな人に
哲学や「考えること」に興味のある方、肩の力を抜いて読めるエッセイを探している方におすすめです。