作品データ
DMMブックスの実用書(哲学・宗教・心理)。著者は言語学者の川添愛、1870円・2021年8月25日配信。ことばをめぐる話題をユーモラスに綴ったエッセイ集。
どんな作品か
プロレスの異種格闘技戦になぞらえた「バーリ・トゥード(なんでもあり)」の看板どおり、日常のことばの疑問を言語学の視点で縦横に論じるエッセイ集。AIはことばをどこまで理解できるのか、身近な言い回しに潜むあいまいさとは何か、といった話題を軽妙に扱う。学術的な視点とユーモアを両立させた語り口が持ち味。
読みどころ
専門知識がなくても楽しめるよう、身近な例やユーモアをまじえて言語学のおもしろさを伝える。ことばの「あたりまえ」を立ち止まって眺め直すと、いかに不思議で奥深いかが見えてくる。知的な読み物としても、言語学入門の入り口としても読める。
こんな人に
ことばや言語のしくみに興味がある人、肩の力を抜いて読める知的エッセイを探している人に。