作品データ
DMMブックスの実用書(人間関係・自己啓発)。著者は渡邉雅子、価格1012円、2024年10月25日配信(岩波新書)。
どんな作品か
「論理的思考は世界共通でも不変でもない」という視点から、思考のあり方を問い直す新書。著者は比較教育・比較文化を専門とする研究者で、論理学やレトリック、科学的推論、哲学といった西洋の思考の型を整理しつつ、その違いを解き明かしていく。目的に応じて思考法を使い分ける「多元的思考」を提案する。
読みどころ
アメリカ・フランス・イラン・日本など、国や文化によって「良い論理」や作文のあり方が異なることを比較して示す視点が読みどころ。ふだん当たり前と思っている「論理的」という言葉を、あらためて捉え直すきっかけになる。学術的でありながら、思考の幅を広げてくれる。
こんな人に
論理的思考やロジカルシンキングを深く学びたい人、異文化理解や教育に関心がある人におすすめ。