作品データ
DMMブックスの小説(童話・児童文学)。著者はエーリヒ・ケストナー、訳は池田香代子。869円・2020年12月24日配信。1933年にドイツで発表され、いまも読み継がれている児童文学の古典です。
どんな作品か
クリスマスを控えた寄宿学校を舞台に、少年たちが芝居の稽古や近隣の生徒との衝突、そしてそれぞれの家庭の事情に向き合う物語です。詩を書くヨーニー、腕っぷしの強いマッツ、優等生のマルティンなど、性格の異なる少年たちが友情を確かめ合っていきます。彼らを見守る二人の大人の存在も、物語の大きな柱になっています。
読みどころ
勇気とは何か、悲しみとどう付き合うかを、子どもに向けて正面から語りかける姿勢が一貫しています。作者自身が顔を出すまえがきの語り口も親しみやすく、物語への入り口になっています。池田香代子の訳は言葉が平明で、いまの読者にも読みやすく整えられています。
こんな人に
少年たちの友情を描いた物語を読みたい人、大人になってから児童文学の名作を読み返したい人に。