作品データ
DMMブックスの実用書(経済・金融)。著者は文化人類学者デヴィッド・グレーバー、訳は酒井隆史・芳賀達彦・森田和樹。価格4070円・2020年12月24日配信。
どんな作品か
現代社会には、本人でさえ「無意味」「なくても困らない」と感じてしまう仕事が数多く存在するのではないか——そんな問いから出発し、そうした“どうでもいい仕事”がなぜ増え続けるのかを、人類学の視点から論じた話題の一冊。労働と価値、社会のしくみをめぐる大きな問いへと展開していく。
読みどころ
働くことの意味を根本から問い直す、刺激的な議論が全編を貫く。豊富な事例や証言を手がかりに、当たり前と思っていた「仕事」の姿を別の角度から捉え直させてくれる。ボリュームはあるが、現代の労働観に一石を投じる知的な読み応えがある。
こんな人に
働く意味を考え直したい人、社会や経済のしくみに関心がある人に。