作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は青山美智子。価格704円、2020年6月4日配信。
どんな作品か
東京とシドニーを舞台に、少しずつつながり合う人々の日常を描いた連作短編集です。ある喫茶店を起点に、そこに集う人や通りすがりの人々の物語が、章ごとに視点を変えながらリレーのように受け渡されていきます。宝島社「このミステリーがすごい!」大賞出身の著者による、心温まる一冊として知られています。
読みどころ
一話ごとに主人公が変わり、前の話で脇役だった人物が次の話の主役になるという連作の構成が魅力です。小さな親切や偶然の出会いが人から人へと巡っていく様子が、静かな余韻を残します。日々の疲れを癒やしたいときに、一編ずつゆっくり味わえる作品です。
こんな人に
温かな読後感の短編集を探している方、日常のささやかな救いを描く物語が好きな方におすすめです。