作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 落合陽一 / 価格: 880円 / 配信日: 2019-01-07
どんな作品か
メディアアーティストで研究者の著者が、人口減少という日本が直面する課題を悲観材料としてではなく捉え直そうとする一冊である。テクノロジーの進化や社会制度の見直しによって、人口減少下でも社会が豊かさを保てる道筋を論じている。政治・経済・教育・福祉など複数の領域を横断しながら、著者自身の視点で具体的な提言を積み重ねる構成になっている。もとになった対談や議論を土台に、要点を整理し直した内容になっている点も特徴だ。
読みどころ
AIやデータを活用した社会設計の話と、人口動態という重いテーマを結びつけている点が特徴だ。悲観論に偏らず、変化をどう機会として活かすかという前向きな視点で書かれている。既存の制度を前提にしない自由な発想の提言が随所に見られる。
こんな人に
少子高齢化や日本の将来像について、具体的な処方箋を含む議論を読みたい人に向いている。社会制度やテクノロジーの関係に関心がある人にも読みごたえがある。