作品データ
DMMブックスの一般書(ルポ・エッセイ・自叙伝)。著者は彬子女王、挿絵は『きょうの猫村さん』で知られるほしよりこ。価格1,485円、2025年9月29日配信。
どんな作品か
ベストセラーとなったエッセイ『赤と青のガウン』で知られる彬子女王による、日常を綴ったエッセイ集。新聞への寄稿を中心にまとめられ、公務の合間の暮らしや、愛犬の山陰柴犬・左馬助との日々など、身近な出来事がユーモアを交えて語られる。タイトルは、その愛犬にまつわるちょっとした「事件」に由来する。
読みどころ
自らを「事件体質」と称する著者ならではの、ささやかな騒動のおかしみと、折々に見せる細やかな観察眼が魅力。ほしよりこによる描きおろしの挿絵が、肩の凝らない文章にやわらかな彩りを添えている。
こんな人に
気取らないエッセイを楽しみたい人、『赤と青のガウン』のその後の日常をのぞいてみたい人に。