作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は村山早紀。1,500円・2018年8月31日配信。書店を舞台にした『桜風堂ものがたり』の続編にあたる長編です。
どんな作品か
桜野町の小さな書店・桜風堂を託された月原一整と、その仲間たちのその後を描きます。前作で一冊の本をヒットに導いた彼らですが、地方の小さな書店ゆえに人気作の配本が回ってこない、出版社の営業も相手にしてくれないといった現実に直面します。冬の「星祭り」の日へ向けて、桜風堂を愛する人たちがふたたび集まっていきます。
読みどころ
本を作る人、届ける人、受け取る人がどうつながっているかが、具体的な仕事の場面を通して描かれます。書店員や出版社の営業といった働く人たちの姿は、実際の書店員からも共感を寄せられました。前作の登場人物それぞれのその後が丁寧に拾われ、続編として満たされる作りになっています。
こんな人に
本屋や本にまつわる物語が好きな人、前作を読んで続きが気になっている人に。