作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 曽野綾子 / 価格: 1320円 / 配信日: 2021-02-26
どんな作品か
本書は、作家・曽野綾子が老いという段階をどう生きるかについて綴った一冊である。年を重ねてなお人に頼りきらず、自分の頭と体でできることを続けていく姿勢の大切さを、著者自身の考えとして述べている内容になっている。介護や福祉に依存しきることへの警鐘も交えながら、老いてなお自立して生きるための心構えが説かれている。
読みどころ
老いを一方的に守られる対象として描くのではなく、最後まで自分の才覚で生きる姿勢を説いている点が本書の軸である。歯に衣着せない言い切りの文体も、著者らしい読みどころといえる。世間一般の高齢者像とは異なる、厳しさを伴った視点が随所に見られる。
こんな人に
自分自身の老後や、親世代との向き合い方について考えたい人に向く一冊である。