作品データ
- 区分: 書籍- 著者: 中野剛志- 価格: 1760円- 配信日: 2019-05-22
どんな作品か
評論家の中野剛志が、経済の仕組みを講義形式で説き起こす解説書である。デフレとインフレの違いという基本から始め、貨幣とは何か、銀行はどうやってお金を生み出すのか、財政赤字をどう見るべきかといった論点を、通説を疑いながら平易な言葉で解きほぐしていく。
読みどころ
長引くデフレの下でなぜ景気対策がうまくいかないのか、という日本経済への問題意識が全体を貫いており、単なる用語解説にとどまらない。信用創造や財政をめぐる説明は、教科書的な理解とは異なる視点を示してくれるため、書名の通り目からウロコが落ちる読書体験になるはずだ。
こんな人に
経済ニュースを見てもいまひとつ腑に落ちない人、財政や金融政策の議論を自分の頭で判断したい人に向く。経済書が初めての読者でも読み通せる構成である。