作品データ
DMMブックスの実用書(経済・金融)。著者は中藤玲、935円・2021年3月10日配信。日本経済新聞の記者による経済ノンフィクションです。
どんな作品か
「日本のモノやサービスは、いつのまにか世界のなかで安くなっている」——そんな問題意識から出発したルポ。物価や賃金、人材や不動産などさまざまな分野を取材し、長く続くデフレと停滞のなかで日本が置かれた立ち位置を、具体的なデータと現場の声の両方から描き出します。身近な商品の値段から日本経済の現在地を照らす一冊です。
読みどころ
私たちが日々目にする価格を切り口に、日本経済の構造的な課題を平易に読み解いていく構成が持ち味。海外との比較を通して、賃金が上がらない理由や「安さ」の裏にあるものが具体的に見えてきます。統計と取材を組み合わせ、ニュースの背景を自分の頭で考える手がかりを与えてくれます。
こんな人に
日本経済の現状や、物価・賃金の問題をわかりやすく知りたい人に。