作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 谷川嘉浩 / 価格: 1760円 / 配信日: 2022-11-18
どんな作品か
スマートフォンが常時手元にある生活の中で、人はかつてのような「一人でいる時間」をどのように失ったのかを哲学的に考察した一冊である。著者は退屈や孤独といった感覚を切り口に、スマホ時代特有の心の在り方を論じていく。単なる文明批評にとどまらず、哲学や心理学の議論を参照しながら丁寧に論を積み上げる構成になっている。
読みどころ
スマホ依存を単純に断罪するのではなく、「孤独」や「退屈」という感覚そのものの意味を問い直す姿勢が特徴である。日常のふとした違和感を哲学の言葉で言語化していく過程は、読み手自身のスマホとの付き合い方を振り返るきっかけになる。
こんな人に
スマホとの距離感にどこかモヤモヤを感じている人や、身近な生活習慣を哲学的に捉え直したい人に向いている。