作品データ
- 区分: 書籍(一般実用)- 著者: 山田昌弘、白河桃子- 価格: 1100円- 配信日: 2016-10-29
どんな作品か
家族社会学者の山田昌弘とジャーナリストの白河桃子が、「婚活」という言葉を世に広めたことで知られる一冊である。かつてのように職場や周囲の世話で自然に結婚できる時代は終わり、就職活動のように自ら動かなければ結婚に至らない社会になった、という現実をデータと取材で描き出す。
読みどころ
結婚をめぐる意識と現実のずれ、男女それぞれが抱く条件の食い違いなど、当事者には耳の痛い分析が続くが、社会構造の変化として説明されるため納得感がある。研究者の視点と現場取材の視点が組み合わさり、単なる恋愛指南ではない社会論として読める点が持ち味だ。
こんな人に
結婚を考え始めた人はもちろん、未婚化・晩婚化という社会現象の背景を知りたい読者に向く。婚活という言葉の原点を確かめたい人にも薦めたい。