作品データ
区分: 一般ノベル / 著者: 中山七里 / 価格: 814円 / 配信日: 2021-08-06
どんな作品か
中山七里による「嗤う淑女」シリーズの続編にあたる長編ミステリーである。人を欺き、巧みに操る女性を軸にした前作の路線を引き継ぎ、緊張感のある騙し合いの構図が展開される。テンポの速い展開と意外性を得意とする著者らしい、サスペンス色の強い一冊である。
読みどころ
誰が誰を欺いているのか判然としない不穏な空気と、終盤に向けて情報が反転していく構成が持ち味である。登場人物同士の駆け引きの緊張感を味わいたい読者に向く展開になっている。
こんな人に
前作を読んだ人はもちろん、心理戦や騙し合いの要素が強いミステリーを好む人におすすめできる。