作品データ
DMMブックスの小説(一般ノベル)。著者は又吉直樹・ヨシタケシンスケ。価格1760円、2025年11月1日配信。ポプラ社刊。
どんな作品か
芥川賞作家・又吉直樹と絵本作家ヨシタケシンスケによる共作短編集。累計40万部を超えたコラボ作『その本は』から3年ぶりの一冊で、村はずれに暮らす二人の男が、寄せられたわずかな手がかりから本を「復元」していくという枠組みのもと、二人が交互に短い物語を紡いでいく。
読みどころ
「これってどんな本でした?」という問いかけを軸に、又吉とヨシタケが互いにお題を出し合って生まれた掌編が並ぶ。笑いと余韻が交互に訪れる語り口と、本や想像力への愛着がにじむ全体の構成が魅力。ヨシタケシンスケの挿画も添えられている。
こんな人に
短くて味わい深い物語を少しずつ読みたい人、本そのものを愛する人におすすめの一冊。