夜が暗いとはかぎらない

『夜が暗いとはかぎらない』は2019-05-31に配信された「夜が暗いとはかぎらない」シリーズの第1巻です。価格は1,760円。

作り手
寺地はるな
シリーズ
夜が暗いとはかぎらない
配信日
2019-05-31
価格
1,760円(2026年9月12日に観測)
レビュー
140件・評価3.83(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

DMMブックスで配信されている小説(ヒューマンドラマ)。著者は寺地はるな、挿画に唐仁原多里。価格1,760円、2019年5月31日配信。

どんな作品か

商店街の小さなスーパー「あかつきマーケット」を舞台に、閉店へと向かう店とそこに集う人々を描いた連作短編集。ある日、店のマスコットキャラクター「あかつきちゃん」が姿を消す——という出来事を軸に、町の住人それぞれの日常や悩みが少しずつ交差していく。2020年に山本周五郎賞の候補となり、咲くやこの花賞を受賞した作者による一冊。

読みどころ

派手な事件ではなく、生活のなかにある小さなつまずきや救いをていねいにすくい上げる筆致が魅力。複数の登場人物の視点が連なり、一話ごとに読み味を変えながらも、ゆるやかに一つの町の物語へと結ばれていく構成が味わい深い。タイトルが示すように、暗さのなかにも小さな灯りを見つけようとする温かなまなざしが全編を貫く。

こんな人に

市井の人々を描く連作短編が好きな方、じんわり心が温まる物語を求める読者におすすめ。

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