作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は村山早紀。価格1760円、2018年5月2日配信。
どんな作品か
閉店の噂がささやかれる老舗デパート「星野百貨店」を舞台にした連作長編です。エレベーターガールや新人コンシェルジュ、フロアマネージャーなど、それぞれの立場で百貨店を支える人々の物語が、幕ごとに紡がれていきます。館内に住むと噂される白い猫が織りなす、あたたかなファンタジーです。2018年本屋大賞にノミネートされました。
読みどころ
街に愛されてきたデパートを守ろうと働く人々の思いが、章を重ねるごとに響き合っていきます。日常のなかにそっと訪れる小さな奇跡が、優しくメルヘンチックに描かれます。読後に心が温かくなる、村山早紀らしい物語世界が魅力です。
こんな人に
心温まるファンタジーや、働く人々の群像劇が好きな方におすすめです。