作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は中脇初枝、1540円・2017年4月14日配信。
どんな作品か
児童養護施設で育った准看護師の女性を主人公に、家族や過去に折り合いをつけながら、自分の本当の居場所を探していく姿を描いた物語です。「いい子」であろうとしてきた主人公が、職場での出会いを通して少しずつ変わっていきます。同著者の『きみはいい子』と同じ町を舞台にしています。
読みどころ
生きづらさを抱えた主人公の心の揺れが丁寧に描かれ、希望へと向かう過程に寄り添えます。2015年にはNHKでドラマ化もされました。人とのつながりが人を支えていく様子が、静かに胸に沁みてきます。
こんな人に
生きづらさや家族の問題に寄り添う物語を求める人、静かで温かい再生の物語が好きな人におすすめです。