作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は又吉直樹。価格2200円、2026年1月28日配信。文藝春秋刊、約448ページの長編。
どんな作品か
『火花』で芥川賞を受賞した又吉直樹による、約6年ぶりの長編小説。公認会計士として順調に見える岡田が、高校時代の仲間・横井に500万円を貸したことをきっかけに、人生が少しずつ狂い出す。阪神優勝に沸く大阪・道頓堀での再会から、物語は思わぬ方向へ転がっていく。
読みどころ
友情、恋愛、裏切り、苦境を軸に、生きることの切なさとおかしさを描く。真面目に生きられない人物たちへのまなざしと、笑いを意識したという語りが同居する。関西の街の空気感も物語を彩る。
こんな人に
又吉作品や人間味あふれる群像劇が好きな人、可笑しみと哀しみが同居する物語を読みたい人に。