白鷺立つ

『白鷺立つ』は2025-09-10に配信された「白鷺立つ」シリーズの第1巻です。価格は1,699円。

作り手
住田祐
シリーズ
白鷺立つ
配信日
2025-09-10
価格
1,699円(2026年9月12日に観測)
レビュー
109件・評価4.28(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

- 区分: 一般ノベル / 歴史・時代劇・戦記- 著者: 住田祐- 価格: 1699円- 配信日: 2025-09-10

どんな作品か

第32回松本清張賞を受賞した本格歴史小説である。舞台は江戸時代後期、天明の飢饉の傷痕が残る比叡山延暦寺。命がけの仏道修行「千日回峰行」に挑みながら、あと一歩のところで力尽きた僧・恃照と、その師弟をめぐる物語が展開する。行を頓挫させれば自害がしきたりとされるなか、組織の論理によって生きながらえることになった僧の運命を描く。

読みどころ

信仰と野心、個人の求道と巨大な宗教組織の力学がせめぎ合う構図が読みどころである。玉照院の師弟が抱える秘密を軸に、歴史に名を残そうとする闘いがやがて叡山全体を飲み込む業火へと転じていく展開は、「異形の本格歴史小説」と評されるにふさわしい。直木賞候補にも挙がった注目作だ。

こんな人に

骨太な歴史小説を求める人、宗教組織の内側という珍しい題材に惹かれる人に向く。新しい書き手の受賞作から読み始めたい歴史小説ファンにも薦めたい。

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