作品データ
区分: 一般ノベル / 著者: 川上弘美 / 価格: 880円 / 配信日: 2020-06-26
どんな作品か
川上弘美は現実と幻想の境界が曖昧な作風で知られる小説家で、本書もその持ち味を生かした短編集と見られる。日常のふとした瞬間に非日常的な存在や出来事が入り込んでくるような構成が特徴で、龍宮というタイトルにも通じる幻想的な題材が扱われていると考えられる。
読みどころ
淡々とした文体の中に不思議な出来事がさりげなく織り込まれる独特の空気感が本書の持ち味である。短編ごとに異なる情景を味わえる構成も魅力である。
こんな人に
静かで幻想的な雰囲気の物語を好む人、日常の中の不思議を描いた短編集に関心がある人に向く。