作品データ
DMMブックスの一般ノベル(日本文学)。著者は島本理生。価格780円、2020年2月5日配信。
どんな作品か
父親殺害の容疑で逮捕された女子大生と、その動機を探ろうとする臨床心理士を軸に描かれるミステリー長編です。事件の背景にある心の傷や家族の関係を、対話を重ねながら少しずつ掘り下げていきます。直木賞を受賞した島本理生の代表作です。
読みどころ
なぜ事件は起きたのかという謎を追いながら、登場人物それぞれが抱える過去と向き合っていく心理描写が読みどころです。人の内面に静かに迫っていく筆致が緊張感を生み、テーマの重さと物語の力が両立しています。
こんな人に
心理に深く分け入るミステリーが好きな方、人間ドラマとしても読み応えのある作品を求める方におすすめです。