作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者はピエール・ルメートル、訳は橘明美。価格896円、2016年10月17日配信。シリーズ第3巻にあたる。
どんな作品か
フランスのミステリ作家ピエール・ルメートルが生んだ、小柄なパリ警視庁のカミーユ・ヴェルーヴェン警部を主人公とする三部作の完結篇『傷だらけのカミーユ』にあたる巻です。『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』に続く物語で、翻訳ミステリとして日本でも大きな支持を集めました。緻密な構成と容赦のない展開が持ち味です。
読みどころ
過去の事件で深い傷を負ったカミーユが、再び凄惨な事件に巻き込まれていく緊迫感が読みどころです。読者を巧みに揺さぶる語りの技巧と、伏線の張り方が高く評価されています。英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガーを受けたシリーズの実力を味わえます。
こんな人に
海外の本格ミステリや、先の読めないサスペンスをじっくり楽しみたい人におすすめです。