作品データ
DMMブックスの小説(ミステリー・サスペンス)。著者は黒川博行。804円・2016年10月17日配信。2016年に大竹しのぶ主演『後妻業の女』として映画化されました。
どんな作品か
資産を持つ高齢男性に取り入り、後妻に収まって財産を狙う女と、それを手引きする結婚相談所の男を描く物語です。関西を舞台に、二人が繰り返してきた手口と、その周囲でうごめく人々のやり取りが積み重なっていきます。
読みどころ
関西弁の会話が全編を貫き、悪事の相談さえどこか可笑しく響くのが持ち味です。悪党たちの計算とほころびを、突き放した目線で描くバランスが巧み。犯罪小説でありながら、人の欲深さを笑いとともに眺めるような読み味になっています。
こんな人に
関西弁の犯罪小説が好きな人、悪党同士の駆け引きを楽しみたい人に。