銀漢の賦

『銀漢の賦』は2016-10-17に配信された「銀漢の賦」シリーズの第1巻です。価格は611円。

作り手
葉室麟
シリーズ
銀漢の賦
配信日
2016-10-17
価格
611円(2026年9月12日に観測)
レビュー
88件・評価4.02(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

区分: 一般ノベル / 著者: 葉室麟 / 価格: 611円 / 配信日: 2016-10-17

どんな作品か

葉室麟による時代小説で、直木賞受賞作としても知られる一作である。江戸期のある藩を舞台に、身分の異なる幼馴染の男たちの友情と、藩政をめぐる確執が描かれる。少年時代からの絆が、大人になり互いの立場が変わっていく中でどう試されるかが物語の軸になっている。著者が得意とする、清廉な人物像を軸にした群像劇としての魅力も備えている作品と考えられる。

読みどころ

友情と忠義、そして時に相反する立場に立たされる者たちの葛藤が読みどころである。人情の機微を丁寧にすくい取る、著者らしい端正な筆致にも注目したい。藩という組織の論理と、個人の情義がぶつかり合う緊張感も味わえる。静かな筆致の中に、時代を生きる者たちの矜持がにじみ出ている点も味わい深い。

こんな人に

友情や忠義を軸にした骨太な時代小説を読みたい読者に向く。武家社会の人間模様に関心がある読者にも合う。端正な文体の時代小説をじっくり味わいたい読者にも合う。

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