作品データ
DMMブックスの小説(一般ノベル/日本文学)。著者は池井戸潤。価格730円、2016年10月17日配信。
どんな作品か
『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』で知られる池井戸潤による経済エンターテインメント小説です。大手スーパーを狙った連続爆破事件をきっかけに、その企業と、融資をめぐって立場の異なる銀行が巻き込まれていきます。事件の影で交錯する思惑と、追い詰められていく人々を描きます。
読みどころ
企業と銀行、経営と現場——それぞれの立場から見える風景の違いが、緊張感のあるドラマとして立ち上がります。金融や経済の仕組みを物語の推進力に変える池井戸作品らしい手際で、先の読めない展開が続きます。組織のなかで正しさを貫こうとする人物の存在が、読み手を引きつけます。
こんな人に
企業や金融を舞台にしたサスペンスが好きな人、池井戸潤の物語に浸りたい人におすすめです。