下流の宴

『下流の宴』は2016-10-17に配信された「下流の宴」シリーズの第1巻です。価格は827円。

作り手
林真理子
シリーズ
下流の宴
配信日
2016-10-17
価格
827円(2026年9月12日に観測)
レビュー
112件・評価3.88(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説(日本文学)。著者は林真理子。827円・2016年10月17日配信。2009年に毎日新聞へ連載された長編で、2011年にNHK「ドラマ10」でドラマ化されました。

どんな作品か

医師の家に育ち、東京で中流の暮らしを守ってきた主婦・福原由美子が主人公です。高校を中退した息子が、フリーターの恋人・珠緒との結婚を口にしたことで、由美子は「この家が下流に落ちてしまう」と怯え、猛烈に反対します。見下された珠緒は「それなら私が医者になります」と宣言し、受験勉強を始めます。

読みどころ

学歴や家柄をめぐる本音が、家族の何気ない会話の端々からこぼれ落ちていく描き方が読ませます。由美子の身勝手さも珠緒の意地も一方的に断罪せず、それぞれの言い分を並べて見せる筆致が持ち味です。「中流」という自己認識がどれほど不安定なものかを、生活の細部から浮かび上がらせていきます。

こんな人に

家族や階層をめぐる人間ドラマを読みたい人、現代日本の空気を映した長編小説を探している人に。

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