作品データ
DMMブックスの小説(海外作品・翻訳)。著者はウラジーミル・ナボコフ、訳は若島正。価格1,155円、2026年4月3日配信。新潮文庫収録の一冊です。
どんな作品か
20世紀文学を代表する作家ナボコフの長編小説で、中年男ハンバートが少女への倒錯した執着を語っていく物語です。危うく背徳的な題材を、精緻で技巧を凝らした文章によって描き出した作品として、発表以来さまざまな議論と評価を呼び続けてきました。
読みどころ
言葉遊びや仕掛けに満ちたナボコフの文体を、若島正による定評ある翻訳で味わえるのが大きな魅力です。語り手の一人称による独白が、読者を落ち着かない緊張のなかへ引き込みます。文学史に残る問題作を、原文の彫琢に迫る訳文で読み解ける、読み応えのある一冊です。
こんな人に
海外文学の名作・問題作に挑みたい人、翻訳の妙を含めて文章を味わいたい人におすすめです。