お伽草紙(新潮文庫)

『お伽草紙(新潮文庫)』は2025-10-17に配信された「お伽草紙」シリーズの第1巻です。価格は781円。

作り手
太宰治
シリーズ
お伽草紙
配信日
2025-10-17
価格
781円(2026年9月12日に観測)
レビュー
110件・評価4.15(DMM.comが集めた評価。2026年9月12日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説。著者は太宰治。781円・2025年10月17日配信。戦時下の1945年に発表された、昔話の語り直しを収めた一冊です。

どんな作品か

「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」という誰もが知る昔話を、太宰治が独自の解釈で語り直した作品です。防空壕で子どもに絵本を読み聞かせる父親が、話の裏側を想像していく——という枠組みから語りが始まります。素朴な筋書きの登場人物たちに、それぞれの事情や言い分が与えられていきます。

読みどころ

語り手の脱線やぼやきが挟まれる自在な文体で、もとの話を知っているほど可笑しさが増します。滑稽さの下に人間関係の機微が敷かれていて、単なる茶化しには終わりません。戦争末期に書かれたとは思えない軽やかさも印象に残ります。

こんな人に

太宰治の暗い印象しか知らない人、昔話の読み替えを楽しみたい人に。

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