作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は阿部智里。新潮社刊で、価格1980円、2025年5月29日配信。
どんな作品か
「八咫烏シリーズ」で知られる阿部智里が手がける、精霊たちの世界を舞台にしたファンタジーです。土の精霊の地に生まれた少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝シリウスから突然、寵姫の座を狙わないかと誘われます。皇后や寵姫たちが暮らす後宮を舞台に、なぜ自分が選ばれたのかという謎を追っていく物語です。
読みどころ
精霊という設定を生かした独自の世界観と、それぞれの思惑が交錯する後宮の人間模様が読みどころです。皇帝の胸で輝く首飾り「皇后の碧」に込められた意味をはじめ、謎が次の謎を呼ぶ展開が物語を引っ張ります。少女ナオミの視点から真実が少しずつ明かされていきます。
こんな人に
作り込まれたファンタジー世界が好きな人、謎解きの要素を含む後宮ものを楽しみたい人におすすめです。