サンショウウオの四十九日

『サンショウウオの四十九日』は2024-07-12に配信された「サンショウウオの四十九日」シリーズの第1巻です。価格は1,870円。

作り手
朝比奈秋
シリーズ
サンショウウオの四十九日
配信日
2024-07-12
価格
1,870円(2026年9月11日に観測)
レビュー
334件・評価3.33(DMM.comが集めた評価。2026年9月11日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説(日本文学)。著者は朝比奈秋。価格1870円、2024年7月12日配信。第171回芥川賞受賞作。

どんな作品か

体を分け合って生きる結合双生児の姉妹を軸に、「わたし」と「あなた」の境界が溶け合う感覚を描いた中編です。ひとつの身体にふたつの意識が宿るとはどういうことか、自己と他者の輪郭をめぐる問いが、静かで濃密な筆致で綴られていきます。医師でもある著者ならではの、身体への解像度の高い描写が特徴です。

読みどころ

一人称が揺らぎ、重なり合う独特の語りが最大の魅力です。読み進めるうちに、誰が誰なのかという感覚そのものが揺さぶられ、生命や個の輪郭について考えさせられます。難解さと同時に、透明な詩情が全編に漂います。

こんな人に

純文学の実験的な語りに惹かれる方、生命や自己の境界というテーマを深く味わいたい方におすすめです。

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