作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は夏目漱石。価格440円、2024-05-31配信。
どんな作品か
夏目漱石の長編小説で、明治期の文豪による代表作のひとつです。ひっそりと寄り添って暮らす夫婦、宗助とお米の日々を軸に、二人が背負う過去とそれゆえの静かな暮らしが描かれます。『三四郎』『それから』に続く、いわゆる前期三部作の最後を飾る作品として知られます。
読みどころ
派手な事件ではなく、平凡な夫婦の内面と心のかげりを丹念にたどる筆致が漱石らしさです。宗助が救いを求めて禅寺の門をくぐる場面など、人が孤独と向き合う姿が普遍的な深みを持って描かれます。近代文学の到達点のひとつを、手ごろな文庫で読めます。
こんな人に
近代日本文学の古典に触れたい人、夫婦や人間の内面を静かに描く物語を好む人におすすめです。