八本目の槍(新潮文庫)

『八本目の槍(新潮文庫)』は2022-04-26に配信された「八本目の槍」シリーズの第1巻です。価格は935円。

作り手
今村翔吾
シリーズ
八本目の槍
配信日
2022-04-26
価格
935円(2026年9月10日に観測)
レビュー
114件・評価4.4(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

DMMブックスの小説(歴史・時代劇・戦記)。著者は今村翔吾。935円・2022年4月26日配信。2019年に刊行された長編で、吉川英治文学新人賞を受賞しています。

どんな作品か

賤ヶ岳の戦いで武功を挙げ「七本槍」と称された七人の武将を、それぞれの視点から描く連作長編です。彼らが語るのは、同じ豊臣家に仕えながら別の道を歩んだ石田三成という男の姿。七つの物語が重なるにつれ、通説とは違う三成の輪郭が少しずつ浮かび上がります。

読みどころ

一人ひとりの立場と生き方を丁寧に描き分けており、同じ人物が語り手によってまったく違って見える構成が巧みです。合戦の場面だけでなく、算術や治水といった実務の描写にも筆が及び、戦国を働く人の時代として読ませます。友情とすれ違いを静かに積み上げていく筆致が印象に残ります。

こんな人に

戦国時代の人物像を新しい角度から読み直したい人、群像劇の形式が好きな人に。

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