作品データ
区分: 一般実用 / 著者: 内田樹 / 価格: 1232円 / 配信日: 2021-07-27
どんな作品か
思想家である内田樹が、他者を貶めるような言葉が社会に広がっている状況を「呪い」という言葉で捉え直した評論集とみられる。皮肉や冷笑が幅を利かせる風潮に対して、言葉の使い方そのものを問い直す姿勢が本書の軸になっていると考えられる。
読みどころ
身近な言葉の使い方から社会の空気を読み解いていく内田樹らしい論の運び方が本書の魅力である。難しい理論に頼らず、平易な言葉で本質を突く語り口も読みやすい。日常の会話や振る舞いを見直すきっかけになる指摘が随所にあるとみられる。
こんな人に
言葉の力や社会の空気について考えたい人に向く一冊である。内田樹の評論に親しんでいる読者にもおすすめできる。