作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は高野悦子。649円、2021年7月28日配信。1960年代末に書き残された日記をまとめた、長く読み継がれる一冊です。
どんな作品か
大学生だった著者が二十歳前後に綴った日記をもとにした作品です。学生運動が高まりを見せた時代を背景に、孤独や自立への渇望、青春のただ中で揺れ動く心情が、飾らない言葉で率直に記されています。刊行以来、世代を超えて多くの読者に読まれてきました。
読みどころ
「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」という一節に象徴されるように、若さゆえの痛みや葛藤が生々しく刻まれています。特定の時代の空気を映しながらも、自分と向き合おうとする普遍的な姿は、いまの読者の胸にも響くはずです。日記という形式ゆえの臨場感が大きな魅力です。
こんな人に
青春の記録や当時の時代の空気に触れたい方、自分自身の生き方を見つめ直したい方におすすめです。