作品データ
DMMブックスの小説(日本文学)。著者は夏目漱石。価格473円、2021-07-21配信の新潮文庫版。
どんな作品か
1914年に発表された夏目漱石の代表作の一つで、日本近代文学を語るうえで欠かせない名作です。「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部構成をとり、鎌倉の海で「先生」と出会った学生の「私」の視点から物語が始まります。やがて先生が抱える孤独と、その背後にある過去が少しずつ明かされ、人間の心の奥にある罪の意識やエゴを見つめていきます。
読みどころ
人が人を思う気持ちと、その裏側にある後ろめたさや孤独が、静かで緊張感のある文体で描かれます。時代を超えて読み継がれてきた普遍的なテーマは、現代の読者にも深く響きます。教科書でも親しまれてきた一冊を、通して読むことで得られる読後感は格別です。
こんな人に
日本近代文学の名作にふれたい人、人間の内面を深く描いた物語を読みたい人におすすめです。