作品データ
DMMブックスの一般実用書(経営)。著者は辻野晃一郎。価格1320円、2021年7月20日配信。
どんな作品か
著者はソニーでVAIOなどの商品開発を率いたのち、グーグル日本法人の代表を務めた経歴を持つ経営者です。日本を代表するメーカーと、シリコンバレーを象徴する巨大IT企業という、対照的な二つの組織の内側を経験した立場から、企業文化や働き方、経営のあり方を語ります。伝統的な日本企業とグローバル企業、それぞれの強みと課題を比較する視点が本書の軸となっています。
読みどころ
ソニーで培ったものづくりの精神が、グーグルという環境でどう生きたのかという著者自身の実感が具体的に綴られます。組織のスピード感、意思決定、人の育て方といったテーマを、両社の現場を知る人物ならではの角度から論じています。日本企業の再生やキャリアを考えるうえでの示唆に富んだ一冊です。
こんな人に
組織論やキャリアに関心のある方、日本企業とグローバル企業の違いを当事者の視点から知りたい方に向いています。