赤いモレスキンの女

『赤いモレスキンの女』は2020-12-21に配信された「赤いモレスキンの女」シリーズの第1巻です。価格は1,980円。

作り手
アントワーヌ・ローラン
シリーズ
赤いモレスキンの女
配信日
2020-12-21
価格
1,980円(2026年9月10日に観測)
レビュー
101件・評価3.95(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

- 区分: 一般ノベル- 著者: アントワーヌ・ローラン、吉田洋之- 価格: 1980円- 配信日: 2020-12-21

どんな作品か

『ミッテランの帽子』で日本にも読者を持つフランスの作家アントワーヌ・ローランによる長編小説で、吉田洋之が翻訳を手がけた。パリで書店を営む男ローランは、ある朝、路上に置き去りにされた女性のハンドバッグを拾う。中には持ち主の名を示すものはなく、赤いモレスキンの手帳が残されていた。手帳に綴られた言葉に心を惹かれた彼は、顔も名前も知らないその女性を探し始める。

読みどころ

バッグの中身という小さな手がかりから、まだ見ぬ人の輪郭を少しずつ描いていく過程が、上質な謎解きのようでもあり、恋の予感に満ちた散歩のようでもある。パリの街並みや書店の空気を織り込んだ筆致は軽やかで、大人のためのおとぎ話と呼びたくなる品の良さがある。

こんな人に

フランス小説らしい洒脱な物語を求める人、書店や手帳といった小道具に心が躍る人に向く。重い展開よりも、読後に幸福感が残る恋愛小説を探している読者にちょうどよい一冊である。

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