作品データ
DMMブックスの小説(ファンタジー)。著者は畠中恵。価格693円、2020年4月3日配信。人気時代ファンタジー「しゃばけ」シリーズの一冊で、新潮文庫から刊行されています。
どんな作品か
江戸の大店・長崎屋の病弱な若だんな一太郎と、彼を守る妖(あやかし)たちの物語「しゃばけ」シリーズ、初の外伝として編まれた短編集です。文庫オリジナルとして5編を収録しています。表題作「えどさがし」をはじめ、シリーズの世界を別の角度から描く物語が並びます。
読みどころ
本編とは少し離れた視点から、なじみの妖や江戸の人々の姿が描かれるのが外伝ならではの味わいです。若だんなと妖たちのやわらかな交流、江戸の四季や人情がていねいに綴られ、シリーズ読者には登場人物のまた違う一面が楽しめます。ミステリー仕立ての謎解きと人情噺が溶け合う、畠中作品らしい語り口も健在です。
こんな人に
「しゃばけ」シリーズのファンで外伝も味わいたい人、江戸を舞台にした妖怪と人情の物語が好きな人に。