ぐるりのこと(新潮文庫)

『ぐるりのこと(新潮文庫)』は2018-06-15に配信された「ぐるりのこと」シリーズの第1巻です。価格は506円。

作り手
梨木香歩
シリーズ
ぐるりのこと
配信日
2018-06-15
価格
506円(2026年9月10日に観測)
レビュー
108件・評価3.83(DMM.comが集めた評価。2026年9月10日に観測)

作品データ

DMMブックスの実用書(ルポ・エッセイ・自叙伝)。著者は梨木香歩。506円・2018年6月15日配信。2007年に刊行された八編のエッセイ集の、新潮文庫版です。

どんな作品か

身のまわりの出来事から書き起こし、そこから社会や歴史へと思考が伸びていくエッセイ集です。旅先で目の合った鳥のこと、心惹かれる沼地や湿原のこと、イギリスの断崖やトルコで出会った人々のことなどが綴られます。小説を書く人が日ごろ何を見て何を考えているのかが、そのまま伝わってくる一冊です。

読みどころ

「境界」という言葉が繰り返し現れ、自分と他者、内と外の線をどこに引くのかという問いが全編を通しています。個人の感覚から出発しながら、結論を急がずに考え続ける姿勢が保たれています。『西の魔女が死んだ』などの小説とは違う、著者の思考の筋道をたどれます。

こんな人に

静かに考えるエッセイを読みたい人、梨木香歩の小説の背景にある思索に触れたい人に。

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